シンプルモダンな部屋をつくるとき、「家具は何色で揃えればいい?」「ブラックを使うと部屋が暗くならない?」など、配色に迷う方も多いのではないでしょうか。
シンプルモダンインテリアでは、ブラック・グレー・ホワイトを中心に組み合わせることで、すっきりと洗練された空間をつくりやすくなります。しかし、同じ3色でも使う色や組み合わせによって部屋の印象は大きく変わります。
今回は、シンプルモダンインテリアに取り入れやすい6つの配色と、それぞれのカラーコーディネートのポイントをご紹介します。
「明るく開放的にしたい」「落ち着いた雰囲気にしたい」など、理想の部屋をイメージしながら自分に合った配色を見つけてみましょう。
シンプルモダンインテリアの配色に迷ったら、まずはブラック・グレー・ホワイトの3色を基本に考えてみましょう。
それぞれの色が持つ特徴を活かすことで、同じシンプルモダンでも異なる雰囲気を演出できます。
必ず3色すべてを使う必要はありません。
1色を中心にまとめて素材や色の濃淡で変化をつけたり、2色を組み合わせてメリハリをつけたりと、目指す部屋のイメージから配色を考えるのがおすすめです。
ブラックを基調にすることで、重厚感と高級感を感じられるラグジュアリーなシンプルモダン空間に仕上がります。

ソファやダイニングテーブルなど、面積比率が大きく部屋のメインとなる大きな家具にブラックを取り入れると、空間の印象をしっかりとつくれます。
家具のフォルムも際立ち、シャープな雰囲気を演出できます。
レザー、セラミック、ガラス、金属など、異なる素材を組み合わせるのがポイント。
同じブラックでも光沢や質感が異なることで印象が変わるため、単調にならず表情豊かな空間に仕上がります。
ブラックに近いチャコールグレーを取り入れることで、重厚感を保ちながら緩やかな濃淡をつくれます。
空間の中でグラデーションを作ると、互いの存在を引き立てあう役割を果たしてくれて立体感のある仕上がりになります。
ソファなど面積の大きな家具に取り入れるのもおすすめです。
ブラックは光によって素材の陰影が見えやすいカラーです。
自然光や照明を取り入れながら、レザーの艶やセラミックの石目などを引き立てると、より上質な印象になります。
スポットライトやフロアライトなど、間接照明を上手に活用してみましょう。
ホワイトを基調にまとめることで、明るくすっきりとしたシンプルモダンな空間に仕上がります。

ソファやダイニングテーブル、収納家具など、面積の大きな家具をホワイト系で揃えると、空間全体に統一感が生まれます。
壁の色ともなじみやすく、家具の存在感を抑えてすっきりと見せられるのもポイントです。
すべてを同じ白に揃えるのではなく、ピュアホワイトやオフホワイト、アイボリーなどを組み合わせると、同系色の中にも自然な奥行きが生まれます。
ファブリックのソファ、セラミックのテーブルなど、同じホワイト系でも素材を変えることで、それぞれの質感が引き立ちます。
テーブルやチェアの脚部、照明などにブラックを取り入れると、ホワイトを基調とした明るさを保ちながら、空間の輪郭を引き締められます。
グレーを中心にまとめることで、落ち着きと上品さを兼ね備えたシンプルモダンな空間をつくれます。

グレーは濃淡によって印象がガラリと変わります。
ライトグレーからチャコールグレーまで、明るさの異なるグレーを組み合わせるのがポイント。
単色で揃えるよりも家具それぞれの存在感が生まれ、空間にメリハリをつけられます。
ソファやダイニングテーブルなど、面積の大きな家具からグレーを取り入れると、部屋全体のカラーを決めやすくなります。
そこから濃淡の異なる家具を組み合わせていくと、まとまりやすくなります。
グレーのファブリックや石目調のセラミックなど、素材そのものが持つ表情を取り入れると、色数を増やさなくても変化をつけられます。
家具の脚部や照明などにブラックを取り入れると、グレーの柔らかな印象が引き締まり、より都会的なシンプルモダン空間に仕上がります。
ブラックとホワイトのコントラストを活かすことで、メリハリのあるシャープなシンプルモダン空間をつくれます。

明るく開放的にしたい場合はホワイトを多めに、重厚感を出したい場合はブラックを多めにするなど、目指す雰囲気に合わせて2色の割合を調整しましょう。
ホワイトの壁や床をベースにブラックのソファやテレビボードを配置すると、家具のシルエットが際立ちます。
明るさとシャープさを両立しやすい組み合わせです。
ブラックの家具を中心にした空間には、ホワイトのチェアやテーブルなどを加えることで、重厚感を残しながら視覚的な軽さをプラスできます。
ホワイトセラミックの天板×ブラック脚など、1つの家具にブラックとホワイトが使われているデザインなら、部屋の中に2色を自然につなげることができます。
ブラックのシャープさにグレーの柔らかさを加えることで、落ち着きのある都会的なシンプルモダン空間に仕上がります。

グレーのソファなど大きな家具を中心に、ブラックのテーブルやテレビボードを組み合わせると、重厚になりすぎず、落ち着きのある空間をつくれます。
ライトグレーを多くすると軽やかで明るい印象に、チャコールグレーを多くするとブラックとの一体感が高まり重厚な印象になります。
グレーのファブリックソファとブラックセラミックのテーブルなど、色だけでなく素材にも違いをつけると、近い色同士でも家具の存在感を引き立てられます。
テーブルだけをブラックにするのではなく、チェアの脚部や照明、テレビボードなどにも少しずつ取り入れると、ブラックが空間全体につながり、まとまりやすくなります。
ホワイトの明るさとグレーの落ち着きを組み合わせることで、柔らかく洗練されたシンプルモダン空間をつくれます。

壁やカーテン、収納家具などをホワイト系でまとめると、明るく開放的な印象になります。
そこへグレーを加えることで、空間にほどよいメリハリが生まれます。
ソファなど面積の大きな家具をグレーにすると、ホワイトを基調とした空間に柔らかなアクセントを加えられます。
ライトグレーなら特に明るい雰囲気と合わせやすくなります。
ライトグレーだけでなく、部分的に濃いグレーを取り入れると空間に奥行きが生まれます。
ホワイトとのコントラストを強くしすぎず、自然な変化をつけられるのがポイントです。
テーブルやチェアの脚部、照明などにブラックを少量取り入れると、グレー×ホワイトの柔らかさを残しながら、シンプルモダンらしいシャープさを加えられます。
シンプルモダンインテリアでは、家具単体ではなく部屋全体を見ながら色を揃えることが大切です。
壁・床・カーテンといった内装の色も含め、中心となるカラーを決めておくと統一感をつくりやすくなります。
すべてを同じ色に揃えるのではなく、ブラック・ホワイト・グレーを基本に、必要に応じて木や金属など素材そのものの色を加えていくと自然にまとまります。
同じブラックやグレーでも、素材によって見え方は大きく変わります。
ファブリックの柔らかな質感、レザーの上質な表情、セラミックの石目、ガラスの透明感、金属のシャープな質感などを組み合わせることで、色数を抑えても表情豊かな空間をつくることができます。
家具を選ぶ際はカラーだけで判断せず、「色×素材」で考えてみましょう。
家具のカラーコーディネートを考える際に忘れたくないのが、もともとの部屋にある床や壁の色です。
ホワイト系の壁はさまざまな配色と合わせやすい一方、床材は家具の印象にも大きく影響します。
明るい床ならホワイトやライトグレーを合わせて軽やかに、ダークブラウンなど濃い床ならブラックやチャコールグレーを合わせて重厚感を出すなど、内装も含めてコーディネートを考えることが大切です。
木目のある床の場合も、モノトーンの家具と組み合わせることで、シンプルモダンの洗練された雰囲気に木の自然な表情を取り入れることができます。
シンプルモダンインテリアといっても、すべての部屋が同じ雰囲気になるわけではありません。
明るく開放的なオールホワイト、落ち着きのあるオールグレー、重厚感のあるオールブラック。
さらにブラック・ホワイト・グレーを組み合わせることで、自分らしいシンプルモダンスタイルをつくることができます。
大切なのは、家具を一つひとつ選ぶだけではなく、「どんな空間で暮らしたいか」をイメージしながら部屋全体の色を考えること。
ソファやダイニングテーブル、テレビボードなど、面積の大きな家具から中心となるカラーを決めていくと、統一感のあるコーディネートに仕上げやすくなります。
お気に入りの配色を見つけて、毎日を心地よく過ごせるシンプルモダンな空間づくりを楽しんでみてください。