マットレスの種類を徹底比較|ウレタン・ポケットコイル・ボンネルコイルの違いと失敗しない選び方 | 家具・インテリア通販の【公式】クラスティーナオンラインショップ

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マットレスの種類を徹底比較|ウレタン・ポケットコイル・ボンネルコイルの違いと失敗しない選び方

マットレスには主にウレタン・ポケットコイル・ボンネルコイルの3種類があります。

それぞれ構造が異なるため、体圧分散・通気性・耐久性・寝姿勢の安定性に大きな違いが生まれます。

簡単にまとめると

  • ■ウレタン:面で支える構造(フィット性が高い)
  • ■ポケットコイル:点で支える構造(体圧分散に優れる)
  • ■ボンネルコイル:面+連結で支える構造(反発力が強い)

結論として、現在は寝姿勢の安定性と体への負担軽減のバランスに優れるポケットコイルが主流です。

ただし、体型や使用環境によって最適な選択は変わります。

この記事では、構造の違いから選び方まで専門的に解説します。

マットレスの種類と構造の違い

ウレタンマットレス(フォーム構造)

ウレタン

ウレタンは発泡素材で構成され、連続した面で体を支える構造です。

構造的特徴

  • ■オープンセル構造(通気性あり)/クローズドセル構造(密閉)
  • ■高反発・低反発は反発弾性率の違い

性能のポイント

  • ■体圧分散
    接触面積が広く、体全体で圧を受け止めるため分散性は高い。
    ただし柔らかすぎる場合は腰が沈み込みやすい。

  • ■寝姿勢保持
    素材の反発力に依存する。
    低反発は沈み込みやすく、高反発は姿勢を保ちやすい。

  • ■反発性(寝返り)
    低反発は動きにくく、高反発は寝返りがしやすい。
    反発弾性率によって差が大きい。

  • ■通気性
    コイル構造に比べると劣り、湿気がこもりやすい。
    すのこベッドや除湿対策が重要。

  • ■振動吸収性
    素材が衝撃を吸収するため非常に高い。
    振動はほとんど伝わらない。

  • ■耐久性
    密度(D:kg/m³)に大きく依存。
    30D以上が日常使用の目安。

ポケットコイルマットレス(独立コイル構造)

ポケットコイル

コイルが一つずつ不織布に包まれた独立構造(点支持)です。

構造的特徴

  • ■コイルが個別に沈み込む
  • ■荷重に応じて反応するゾーニングが可能

性能のポイント

  • ■体圧分散
    コイルが独立して沈み、体の凹凸に沿って支えるため非常に高い。

  • ■寝姿勢保持
    荷重に応じて沈み込みが変わるため、自然なS字カーブを維持しやすい。

  • ■反発性(寝返り)
    適度な反発力があり、沈み込みすぎず寝返りがしやすい。

  • ■通気性
    コイル間に空気層があり、ウレタンより優れる。
    ただし詰め物の構造によって差が出る。

  • ■振動吸収性
    コイルが独立しているため横揺れが伝わりにくい。
    2人での使用に適している。

  • ■耐久性
    コイルの線径・巻き数に依存する。
    一般的には1.8〜2.0mmでバランスが良い。

ボンネルコイルマットレス(連結コイル構造)

ボンネルコイル

コイル同士がワイヤーで連結された面支持に近い構造です。

構造的特徴

  • ■全体が一体で動く
  • ■面で反発する構造

性能のポイント

  • ■体圧分散
    コイルが連結しているため局所的な沈み込みが少なく、分散性はやや弱い。

  • ■寝姿勢保持
    面で支えるため姿勢は安定するが、体のラインへの追従性は低い。

  • ■反発性(寝返り)
    全体で押し返す力が強く、寝返りはしやすい。

  • ■通気性
    構造が開放的で空気が流れやすく、非常に高い。
    湿気がこもりにくく衛生面で有利。

  • ■振動吸収性
    連結構造のため振動が全体に伝わりやすい。

  • ■耐久性
    荷重が分散されるためへたりにくく、耐久性は高い。

なぜポケットコイルが主流なのか

主流はポケットコイル

従来はボンネルコイルが主流でしたが、現在はポケットコイルが中心となっています。
その背景には、単なる好みではなく、睡眠の質に対する考え方の変化と、構造的な進化があります。

圧迫軽減=睡眠の質の向上

人は寝ている間、同じ部位に圧力がかかり続けると血流が滞り、無意識に寝返りを打ちます。
この「圧迫 → 血流低下 → 寝返り」という流れが多いほど、睡眠は浅くなります。

ポケットコイルはコイルが独立して沈み込むため、肩や腰など圧が集中しやすい部位だけをピンポイントで受け止める構造になっています。

その結果

  • ■局所的な圧迫が分散される
  • ■血流の阻害が起きにくい
  • ■不要な寝返りが減る

身体への負担が少なく、深い睡眠につながりやすい構造になっています。

寝返りの質が良い

寝返りは少ないほど良いのではなく、スムーズにできることが重要とされています。
柔らかすぎるマットレスでは体が沈み込みすぎて動きにくく、硬すぎると圧迫によって無理な寝返りが増えます。

ポケットコイルは

  • ■沈むところは沈む(追従性)
  • ■支えるところは支える(反発性)

というバランスが取れているため、 余計な力を使わず自然な寝返りがしやすい構造です。これにより、睡眠中のストレスが軽減されます。

生活環境の変化

現代の住環境では、以下のようなニーズが増えています。

  • ■夫婦や家族で同じベッドを使う
  • ■ワンルームなど限られた空間での就寝
  • ■生活リズムの違い(起床・就寝時間のズレ)

ボンネルコイルは構造上、振動が全体に伝わりやすいのに対し、 ポケットコイルはコイルが独立しているため、横揺れや振動が伝わりにくい特徴があります。
隣の人の寝返りや起き上がりの影響を受けにくかったり、静かな寝環境を保ちやすいのが選ばれている理由にあります。

寝姿勢を“点”で支える合理性

人の体は、背骨が緩やかなS字カーブを描く構造になっています。
ポケットコイルはこのラインに合わせて沈み込みが変化するため、体の凹凸に追従しながら支えることができます。
一方で、連結構造のボンネルコイルは面で支えるため沈み込みが均一になりやすく、体型によっては腰や肩に負担がかかる場合があります。
ポケットコイルは必要なところだけ沈む=理想的な支持構造になっています。

どのマットレスを選ぶべきか?

どのマットレスを選ぶべき

ウレタンマットレスが最も適しているケース

  • ■収納・軽さ重視
  • ■使用頻度が低い(来客用)
  • ■フレームなし使用

ポケットコイルマットレスが最も適しているケース

  • ■体重分布に偏りがある(腰・肩)
  • ■横向き寝が多い
  • ■腰痛・肩こりを軽減したい
  • ■長期使用前提

ボンネルコイルマットレスが最も適しているケース

  • ■硬めを好む
  • ■湿気が多い環境
  • ■短期使用・コスト重視

失敗しないためのマットレスの選び方

数値を見る

数値を見る

マットレスの品質は見た目では判断できません。
そのため、客観的に比較できる数値を確認することが重要です。

ウレタンの場合:密度(D=kg/m³)

ウレタンの耐久性は、硬さではなく密度(密に詰まっているか)で決まります。

密度

  • ■~25D:低密度(へたりやすい)
  • ■30D前後:一般的な耐久性
  • ■35D以上:高耐久(長期使用向き)

密度が高いほど復元性が高く(へたりにくい)、体圧分散が安定すると言われています。
反発力と耐久性は別指標のため、〝高反発=高品質〟ではない点に注意してください。

コイルの場合:線径・コイル数・配列

ポケットコイルは、見た目が同じでも中身で性能が大きく変わります。

線径(mm)

  • ■1.6mm前後:柔らかめ
  • ■1.8〜2.0mm:標準
  • ■2.0mm以上:硬め・高耐久


コイル数(配列密度)

  • ■多いほど細かく体を支えられる
  • ■体圧分散性能が向上


配列(並行配列/交互配列)

  • ■並行配列:安定・均一・やや硬め
  • ■交互配列:フィット・追従・体圧分散重視

見た目が同じポケットコイルでも、内部構造によって寝心地は大きく変わります。
だからこそ、配列・数値・詰め物まで含めて選ぶことが、後悔しないポケットコイルマットレス選びのポイントです。

詰め物(コンフォート層)

詰め物

実は寝心地の印象は、体に直接触れる詰め物層(コンフォート層)で大きく決まります。
体感の50%以上を左右する重要要素な部分なので、しっかり確認が必要です。

ウレタン層(フォーム層)

  • ■厚みがあるほどクッション性が向上
  • ■高反発:支える
  • ■低反発:包み込む

フェルト(緩衝材)

  • ■コイルの当たりを軽減
  • ■耐久性にも影響

ラテックス(天然ゴム)

  • ■弾力性と耐久性が高い
  • ■通気性にも優れる(微細気泡構造)

通気設計

通気設計

通気性は「快適さ」だけでなく、カビ・ダニ・耐久性に直結する要素です。
特に日本は湿度が高いため、軽視できません。

側面ベンチレーション(通気孔)

  • ■内部の湿気を外に逃がす構造
  • ■マットレス内部の空気循環を促進

通気層構造(エアレイヤー)

  • ■空気の通り道を確保
  • ■熱や湿気がこもりにくい

素材の通気性

  • ■ウレタン:通気性は低め
  • ■コイル:空気層があり通気性が高い
  • ■3Dファイバー:非常に高い通気性

通気性は単体ではなく、〝構造 × 設置環境〟で考える必要があります。
例えば、フローリング直置きは湿気がこもりやすく、すのこベッドは通気性が向上します。
マットレス単体だけでなく、使用環境とベッドフレームとの組み合わせが重要になってきます。

まとめ

マットレス選びで重要なのは、種類そのものよりも、構造の違いと自分の体・環境に合っているかどうかです。

  • ■ウレタン:軽さや扱いやすさ、フィット感に優れる
  • ■ポケットコイル:体圧分散や寝姿勢の安定性に優れる
  • ■ボンネルコイル:通気性としっかりとした反発力に優れる

それぞれに明確な特徴があり、どれが正解というわけではありません。

また、同じ種類であっても、密度(ウレタン)・線径・コイル数・配列(コイル)・詰め物や通気設計によって性能は大きく変わります。

マットレスは毎日の睡眠を支える重要なアイテムだからこそ、単純な人気やイメージではなく、構造と性能を理解して選ぶことが大切です。

それぞれの特徴を踏まえた上で、自分の体やライフスタイルに合った一枚を選びましょう。

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